トップページ - 有機米 - 栽培管理 - リンク - 連絡先 |
今年の栽培状況を写真を交えお伝え致します
田植え風景
昼下がり、田植機で田植えをしている様子です。
苗補給と田植えを行っている様子。
除草風景
田植え後、一番手間暇かかる農作業の一つであり収量にも影響をおよぼす期間。
田植えを行って2週間目苗よりも草が生い茂っている中を、「あめんぼう」という除草機と田植機兼用除草機械による、除草風景。
収穫時期
機械除草のため機械の切り返し作業における稲の欠株現象です。ほとんどの田にみられ、欠株した処には、「こなぎ」という水草の雑草が、一面を覆いつくし収量に多大なる影響をおよぼしています。
左下の写真は、JAS認証田と緩衝地帯を挟んで一般の水田。左側は、除草時期を逃したために、一面 「ヒエ」に覆われ 稲の姿を探すのが、やっとといえるくらいみすぼらしい圃場風景です。除草剤を使用すれば、すぐに解決できますが、いかに自然の営みが、ものすごいか。いいかえますと、これに対応するために逆を言いますと強力な除草剤が現在使われているということをも、ものがたっています。
左下の写真より、奥の圃場はJAS認証圃場で一面が「ヒエ」で覆われています。手前は、一般栽培で穂も垂れ下がり豊作模様です。
左下、左側は、一般栽培でそれより1メートル以上緩衝地域をもうけ栽培している様子です。草の中でぽつぽつと稲穂が見えているのがJAS認証田のすがたです。
いよいよ稲刈りです。圃場で我が愛妻とコンバイン修理中の私。
作業を始める前に必ず整備点検を行っているところです。
籾を作業場に運んでいる間、我が愛妻に稲刈りをしてもらっています。
雑感
今年のお米の味は、いかがだったでしょうか。
大自然の中での人間がおこなえる作物に対する配慮が、毎年味を変えるようです。
農薬を使わない中での稲作管理、特に「ヒエ」及び「水田雑草」との根比べ、真夏の炎天下の中での作業は、本当に仕事を途中投げ出したくなるようなそんな日々もありました。
安全で、美味しく、そして、多くの方々から賞賛をえられる、そんなお米、中でも未来を担う子供らが日々健康でありつづけてほしいと願いつつ直向きに、本物志向に恥じない米作りに奔走しています。
時より、余りにも収穫が、少ない折、自暴自得とジレンマに再悩まされることもあります。けれども、唯一皆様からの嬉しい便りが、こころの励みとなり、今日にいたりました。
こんな現状ですが、少しでも、皆様方にご満足頂けるよう心がけています。
何かとご指摘がありましたらご連絡賜りますようお願い申しあげます。